スマホ・タブレットの普及によって、無線LAN(Wi-Fi)端末が激増しています。
会議室でのノートPC利用によるペーパーレス化、クラウドPBXの導入等もあり、
企業での無線LAN導入や再構築が、最近増えています。
また、新しい高速な規格(11ac)の登場や、WEPのセキュリティ脆弱性も、
見直しの大きな要因となっています。
企業での無線LANのポイントには、どんな点が挙げられるでしょう?
アーツネットウェーブでは、企業向けの無線LAN構築もお手伝いしております。
お気軽に、ご相談下さい。
★ 無線LANの速度確保の対策
1) 高速な規格を実装しているAP機種を選ぶ
2) 混雑していない5GHz帯を選ぶ
3) 電波チャネルの調整
重複/隣接するチャネルは使わない
むしろ同一チャネルにした方が良いケースも
4) 高い場所にAPを設置(特に5GHz)
5) 電波出力の自動調整(セルの最適化=敢えて届く範囲を限定する)
6) 管理ソフト/コントローラによる可視化で、端末/アプリの制御/遮断
★ 無線LANの安定性
安定性は、速度にも影響する
1) 電波届く範囲を測定する「現地調査/サイトサーベイ」を事前に行う
2) APごとの接続端末台数に見合ったAP機器
・ 家庭用のAPは、端末数台程度
・ 想定台数を超えると、急激に安定性/速度が低下する
3) BYOD(持ち込み端末)にも注意
★ 無線LANのセキュリティ対策
1) セキュリティ規格は、WPA2またはWPAを利用する
「WEPは、セキュリティ対策としての有効性を失っている」
2) MACアドレス認証やSSIDステルス(秘匿機能)は、対策にはならない